ヴェネツィアビエンナーレ2015のこと!
2015年 07月 01日
今回のもう一つの目的地、ヴェネツィアビエンナーレについて書こうと思います。
アートバーゼルもヴェネツィアビエンナーレも夫も私も初めての取材です!
ヴェネツィアは私は学生のころの卒業旅行と、亡き恩師と友人とのスケッチでも訪れました。
昔と違うのが水上バスのチケットがカードに変わった事。風景はほぼ変わっていません。
ビエンナーレのメイン会場には、中心地から離れているのでいつも水上バスを使って移動していました。
おまけにホテルが更に先にあって片道1時間から1時間半ほどかかりました!
それでもこのホテルはサービス、朝食、清潔感、どれも完璧で今回の旅では快適さがナンバーワン!!
さてさて主役のヴェネツィアビエンナーレ!
こちらはイタリアのヴェネツィアで1895年から隔年で開催されている現代美術の国際美術展!!
国同士が展示を行う賞レースもあり、美術のオリンピックとも言われています。
ビエンナーレとはイタリア語で「2年に一度」と言う意味ですよ!
今回のアーティスティックディレクターがナイジェリア人ということもあり、人種問題、宗教思想など、社会的、政治的なメッセージを投じたアーティストの作品が多かったですね。
昨年取材した韓国の光州ビエンナーレでも同様に感じました。
それぞれの展示の見せ方も関心させられるのですが、リアルに溢れ、説得力ある作品でないと受け入れられない、そんな感じにも受けとれました。
言うまでもなく、昔から日本では社会面、政治面のある作品展示はタブーとされています。
とかく個人個人の意見の主張、発信は現在でも通用されません。
となると、自然に作品自体が曖昧になる傾向があります。
これはもちろんジャーナリズムでも。
今、日本人の私達が表現するものとはいったい何なのか?!
何が一番キーマンなのか?!
あ、やっとこれから帰国に向けてフライトです!
このつづきはまた〜〜(^o^)
ヴェネツィアビエンナーレでジャパンパビリオンでの参加者、塩田千春さんの『掌の鍵』!
人気で鑑賞者であふれていました!
塩田さんはドイツを拠点に活動しています!