『中之条ビエンナーレ2011』の作品です!
2011年 11月 05日
こちらは会期中35万人に及ぶ観客が訪れました!
山、川、温泉に囲まれた豊かな自然と、地域の方々、実行委員、作家さんたちとの暖かなふれあいが魅力でいっぱいな場所。
私は伊参スタジオという、元中学校の廃校の図書室で展示させていただきました。
下記は作品のコンセプトです。
ここ中学校の図書室跡に立ったとき、昔の歌人に思いを馳せた。近くの暮坂峠を放浪したという若山牧水だ。日ごとになじんでいく草鞋に友のように語りかけ、山林をさまよい歩く彼の姿を幻視したように思った。
今回のテーマは「窓」。展示室にインスタレーション配置された木板ー窓を通して、彼が辿った旅の軌跡を想像してほしい。ホウの木板への彩色と彫りには、木々のざわめきと彼の足跡を託したつもりだ。自然とともにあった牧水は晩年、森林伐採運動にも携わったという。彼は時代の先駆者でもあったわけだ。
「路は一つ 間違へる事は無き筈 磁石さへよき方をさす」(若山牧水『みなかみ紀行』)
ご高覧いただいた皆様、関係者の方々、参加されたアーティストの皆さん、ありがとうございました!
心より御礼申し上げます!
by MIWA








