意識の問題
2009年 09月 10日
特に現代アートに関わると、敷居が高くて難解もの。
画廊など、行ったことがないので特に恐れ多い。
昔からよくそういう話を聞きますよね。
親しみやすさ、営業能力、そういったものにかけ離れた一種独自の空間として、とらえられているのも事実だ。
とくに一番関わるそこで発表している作家自体が強く感じているのかもしれない。
作家は趣味でやっているのではない。
真剣そのものだ。
なのにどこに行っても時代が流れても画廊の空気は変化しない。けして収入につながっている訳でもないのに。
変化できない何かがあるのだ。
そういう世界にいすぎたからだろうか。
以前も話したようにビジネスにつなげる上で逆にゆるすぎたり、親しくなりすぎるのも限界がある。
それで商売が大もうけする、果たしてそれでいいのだろうかと疑問を持つ。
私が難しいと思うのは絵画教室に対する態度と意識の問題だ。
作家のときとはまた違った顔をしなくてはならない。レッスン中は先ほどのゆるすぎたり、親しくなりすぎない心構えでしっかりとした指導をしなければならない。
本物を作り出すには高い意識が必要不可欠だ。
私はどうしてもそこにこだわりたい。
これだけは捨てられない。