九十九里住人宅を訪ねて!
2009年 11月 25日
雨や風、天候不順だったのが、この日は穏やかな陽気に恵まれました。
先週の金曜日に、ウエストビレッジ文化祭で現代ア−ト3人展に参加して頂いた中村岳さんの家に夫と伺いました。
千葉駅から外房線に揺られ、いつのまに車窓は豊かな田園風景に変わりました。
20分程で大網駅に。前のロータリーで少し待つと、中村さんが車で迎えにきてくれました。
彼は10年程前に、国立の谷保から千葉県の九十九里に移り住みました。アトリエと隣り合わせの自宅はところどころ自分で設計して内装にも手を入れるほどのこだわりよう。庭では大根やさつもいもなど家庭菜園もされています。
元々は北海道の室蘭出身で開拓住民は故郷にこだわらず、移住して暮らす習慣が身についているとのことです。
アトリエには、来月に控えている展覧会での木材作品が目の前に。また研究熱心な彼は、時には小さな陶芸も制作されています。大きな焼き釜が脇に、他にもさまざまな工具が一目でわかるようにきちっと置かれてありました。広さもあり、魅力ある作業場です。彼は立体的な作品を作るのでその資材や過去の作品も取り外して置かれてあります。
自宅の個人部屋に案内されると、そこには自慢のコレクションが!骨董屋さんや古本屋、あるいはゴミ捨て場(宝庫!)、貰い物などから集めたあらゆる物が綺麗に整理されて並んでいるではありませんか☆
これらはなんと屋根裏まで続いていました。
懐かしい漫画やビデオやおかしなものがずらりです。
こちらで生活するようになってから集めたものの方が多いらしく、これだけあると全く退屈せず、東京での仕事と田舎生活が理想的に送れるとのことでした。
それでも気分転換には車で海岸に出るのが1番だと。
その後、一宮の海岸まで車で移動し、この辺では珍しく高価なアンティーク家具をそろえたお店や、茂原では千葉県一と言われるホームセンターにも案内していただきました。いやはや、そのスケールの大きさといったらアメリカ並みです。それにこちらは車中心の生活。ある意味、アメリカ生活と同様のようですね。
中村さんのライフスタイル、皆さんも参考になさってみてはいかがですか?